ここでは、当院で扱っている虫歯治療後の奥歯の詰め物についてご紹介いたします。
セラミックインレー(白い陶器の詰め物)
Eマックスインレー
100%セラミック素材で作られるセラミックインレーです。スイスのイボクラービバデント社が開発したe.maxシステムを利用し作られます。素材はニケイ酸リチウムガラスセラミックと呼ばれる自然で丈夫な次世代のセラミックです。
費用:55,000円(税込み)
ハイブリッドインレー
セラミックとプラスチックの中間素材で作られるセラミックインレーでハイブリッドセラミックとも呼ばれます。100%セラミックインレーよりも低価格で、まずまずの自然さと耐久性があります。
経年変化で唾液吸収を起こし変色したり、咬み合わせの状態によってはすり減ったりすることもありますので、定期的な健診が必要です。
費用:44,000円(税込み)
メタルインレー(金属製の詰め物)
ゴールドインレー
金合金で作られる奥歯の詰め物です。金の柔らかい特製により、虫歯治療後の穴にピッタリとフィットし、詰め物の素材の中でも虫歯の再発リスクを一番抑えられると言われています。
金特有の適度な柔らかさから、噛み合う歯にも優しい利点があります。金属色が嫌な方、金アレルギーが心配な方には不向きな素材です。
費用:55,000円(税込み)
パラジウムインレー(保険適用の銀歯)
いわゆる銀歯で、保険適用になるパラジウム合金製のインレーです。金属色が気になる方、白い詰め物を希望の方、金属アレルギーが心配な方にはおススメしておりません。
金属を使わない詰め物
歯の詰め物は、欧米では金属素材はほとんど使われません。日本国内でも現在ではだんだんと銀歯が使われない方向に向かっています。これはセラミック材料の品質向上に関係があり、メタルフリーコンセプトと呼ばれます。
しかし残念ながら日本では、保険診療の関係でパラジウムクラウンや、それこそ一昔前の素材であるアマルガムと呼ばれる水銀が含有された詰め物がいまだに存在します。
当院では、なるべく金属アレルギーや身体不調の原因となる金属素材を使用せず、セラミックやプラスチックの詰め物を選択するようにしております。Eマックスセラミックやコンポジットレジン素材等、近年積極的に使われている白い材料です。
特にセラミックインレーは、自然の歯の質感や色と変わらない詰め物を実現することができるようになりました。虫歯治療後の詰め物をセラミックでキレイにしたい、また、現在の金属の詰め物が取れた外れた等のトラブル、金歯・銀歯の見た目が気になるという方はお気軽にご相談ください。
セラミック治療の治療内容・リスク副作用などについて
ここでは、医療広告ガイドラインに基づき、歯科治療におけるセラミックインレーやオールセラミッククラウン等の詰め物・被せ物のセラミック治療についての治療内容・リスク・副作用について記述いたします。
治療内容・このようなケースに
虫歯治療後もしくは見た目の問題で歯を白くしたい場合など、歯の一部または大部分を失った場所に対してセラミック素材の詰め物・被せ物を接着して見た目・咬み合わせの回復をはかる治療方法。
- 虫歯治療後の詰め物・被せ物を白く希望される場合
- 現在の金属の詰め物・被せ物が取れたり欠けたりして、再治療に白い物を希望される場合
- 現在の金属の詰め物・被せ物に問題はないが、見た目を自然に白くしたい場合
- 金属アレルギーのある方、または心配な方に
- 現在の詰め物・被せ物・ブリッジに違和感・不調のある方などに
- 歯茎との境目が黒ずんで気になる方に(メタルタトゥー)
健康保険と自費の適用について
セラミック治療は、自費診療となり健康保険対象外です。
未承認医薬品、医療機器等の使用の有無
当院では、セラミック治療において国内で承認されていない未承認医薬品、医療機器等を使用しておりません。
リスク・副作用
- 金属単体のインレー・クラウンより若干、歯の体積を削る量が多いことがあります
- 個人差により、ごく稀に欠けたり壊れる可能性があります
- 事前に神経の処置(根管治療)や土台(コア)の処置が必要となることがあります
- 咬み合わせ・歯ぎしりの強い方は、破損防止のためにマウスピースをおすすめすることがあります
ご予約・お問い合わせ
【平日】9:30~13:00 / 14:30~21:00
【土曜】9:30~13:00 / 14:30~18:00
【木日祝】休診日
東急東横線・JR南武線
「武蔵小杉駅」南口より徒歩5分
〒211-0063 神奈川県川崎市中原区小杉町3-69-1